影絵劇
現代影絵劇
日本の現代影絵
日本の現代影絵の基本的な照明方法は、3つのタイプに分ける事が出来ます。
- プロジェクター(OverHeadProjectorやDataProjector)などを多用し、背景に豊かで鮮明な色彩を求めるタイプ。
- 地明かり(FlatLight)を主体とし、シンプルな表現の中に、影そのものの魅力を追求するタイプ。
- プロジェクターと地明かりの両方の可能性を最大限に引き出すタイプ。
上記の照明方法に加えて、大型スクリーン、立体スクリーン、変形スクリーンなどの多様なスクリーンの使用、人間劇、人形劇、パントマイムなどを取り入れた総合的な創作活動が現代日本影絵劇といえます。
人間影絵劇(ヒューマンシャドウ)
皮影戯(ピーインシー)-中国伝統影絵ー
現代に生きる1200年の伝統 中国影絵"皮影戯"
中国影絵の歴史は世界で最も古く、今からおよそ1200年前の唐の時代に上演されていた紙人形の影絵芝居が皮影戯(ピーインシー)の原型です。
皮が使われるようになったのは南宗の時代で、この頃から人物のキャラクターもはっきりと打ち出されるようになりました。
今では中国全土に分布し、その形態も多様で、それぞれの地方劇と密接な関係を持つ、地方色豊かな皮影戯が各地で上演されています。
「皮影戯(ピーインシー)とは?」https://kageboushi.com/publics/index/18/
ユネスコ世界無形文化遺産登録
国連教育科学文化機関(ユネスコ)は2011年11月、インドネシアのバリ島で行なわれた第6回政府間委員会で中国の影絵劇 皮影戯を人類の無形文化遺産リストに登録しました。
劇団影法師 皮影戯(ピーインシー)作品
日中合作 皮影戯「ごんぎつね」
皮で作られた影絵人形では、きつねのしなやかで、生き生きとしたリアルな動きが表現できます。ピーインシー皮影戯は「ごんぎつね」にぴったりの技法です。
日中合作 モンゴル民話「スーホの白い馬」
中国北部モンゴルの草原、人々は牛や羊、それに馬などを飼って暮していました、"草原のチェロ"馬頭琴誕生にまつわる話を生語り・生演奏で上演。
日中合作 皮影戯「杜子春伝」
中国の原典「杜子春伝」をもとに、芥川龍之介の「杜子春」とは一味ちがう物語。
日中合作 皮影戯「牽牛と織女」
牽牛と織女の物語は、私達が「織姫と彦星」として聞きなじんでいる七夕伝説のお話です。
中国大陸から見上げる天の川にはどんな物語がはじめまるのでしょう。
中国大陸から見上げる天の川にはどんな物語がはじめまるのでしょう。
皮影戯 ショートプログラム 「3びきのねずみ」
いたずらな3びきのねずみ。いたずらの度がすぎて...さあ大変!!